「せっかくスポットが当たったんだから氷河期世代は何とかしろよ」は、結局「自己責任論」の枠を一歩も出ていない #アラフォークライシス


「40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす」だの、「アラフォークライシス」だの、

  
このところNHKが定期的に氷河期世代を殴りにくる光景を眺めていて、


それに対するはてなブックマークでのコメント反応を見ていると、


タイトルのような、


「せっかくスポットが当たったんだから、今がチャンスだろ、なんで何もしないのバカなの死ぬなの」


みたいなコメントが、ゆとり世代以降からわらわら・ワラワラ・笑笑と出ていて、


これまた結構なはてなスターが着いていたりするわけだが、


要するにそのシニカルなコメント群と、賛同を意味する星の数は、


「オマエ達は生まれた時から自己責任で事故ってんだから自分達で何とかしろオレ達は知らん」


という、どこまでも果てしなく階層分断された「自己責任論」を凝縮したものであることは論を待たないはずなのだが、


誰もそこには反応していないようなので、


もう10何年以上前から言ってることだが、念のため言っておく。




「何もしないこと」こそが、氷河期世代が唯一持ち得る選択肢であり、可能性であり、「希望」なのだと。




今この日本で起きているのは、緩慢な「民族浄化」だ。


その果てに「純粋」で「純血」の「国体」だけが護持される「美しい国」が残ろうが、


はたまた途中で慌てふためき「民族補充」が行われ「新しい何か」が立ち上がろうが、




!!!!!!知ったことか!!!!!!




もはやただただ、氷河期世代は「沈黙」あるのみ。




さあ、みなさん、昨日も今日も明日も明後日も「何もせず」、サイレントテロで戦わずして勝ちましょう。



https://twitter.com/tsuda/status/940413952680452096
いずれは社会不安という形で重いツケを払うことになるよこの国は。


なんてな、警告を発しているつもりのお人もいるようだけど、




この問題は、もはやそんなことでは「解決」するようなシロモノでも、段階でもとっくにないのだ。




さあ、「死のう」。今でなくとも、いつか「死のう」。

事故死だろうが、貧困死だろうが、飢え死にだろうが、自殺だろうが、種類は問わない、構わない。

さあ、「死のう」。何もせずとも、ただ「死のう」。




それが、残された唯一の「希望」なのだから。