明日のために〜その二:「起動ディスク」を作成する。

もし、インターネットに接続できる環境にあれば、マイクロソフト社HPからダウンロードができます。これは、自分の使用するパソコンのOSのバージョンに注意してダウンロードすれば、どのパソコンから作成しても問題ありません。(ちなみに私は、Windows XPの起動ディスクを、Windows 98SE マシンで作成しました。)この際、フロッピーディスク(FD)が6枚必要になります。10枚セット売りの物を買うと保存に便利です。(ほかにBIOSの更新用のディスクも作成することもできます。→ご使用のPCメーカーのサイトで調べてください)
注意点は、それぞれのFDに、「起動ディスク」のデータを書き込む前に、あらかじめ1〜6の番号を、消えないように油性インクで書き込んでおくことです。起動ディスクにとって、最も重要なのが「順番」です。
トラブルが起きた時にエラーの解決方法でよく提示されるのが、この「起動ディスク」です。しかし、マイクロソフト社は、ご親切にも「起動ディスクをあらかじめ製作しておく必要があります」と、実にユーザーを小馬鹿にしたご丁寧な対応をとってくれやがります。
何かのトラブルが発生し、起動できなくなったときには、まずこの「起動ディスク」を試しましょう。その結果、Windows XPであれば、「回復コンソール」や「SYSTEMのみ再セットアップ」や「再インストール」などのトラブル解決の可能性が開けてきます。