今日も今日とてKNOPPIX

あれ以来
すっかり「壊れ癖」がついている悲惨なノートパソコン所有者のumetenは、
ここ数日の、「普通に起動して作業しているだけで、「ジリッジリッジリッジリッ」と異音を吐きながらゆかいにフリーズするパソコン」に、その穏やかで和やかで冷静で知的で温厚な紳士のような神経を削られていた。
だが、そうこうしている間に事態はさらに悪化の一途をたどった。
その「ゆかいにフリーズするパソコン」が、さらに「普通に起動して作業しているだけで、「○×ファイルが壊れました、CHKDSK*1を実行してください」という素敵メッセージを連呼するパソコン」へと、進化したのだ。
起動するたび、再起動するたびにCHKDSKを走らせることを十数回繰り返した後、umetenは「ジリッジリッ」とフリーズするパソコンに対して、
笑顔で鉄拳を喰らわせるようになった。
すると、何十発目かの鉄拳が叩きまれた後、再起動をかけたところ……


 や っ ぱ り 壊 れ ま し た 。(パソコンを殴るのはやめましょう。)


例のブラックスクリーンメッセージ、

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした。
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM

が登場したのである。


だが、うろたえないっ!窓紳士はうろたえないっ!!!


紫外線照射装置ーーーっ!!!!
じゃなくて、
あわてずさわがずあきらめず、やれやれといった感じの気だるい雰囲気の中、umetenはおもむろに伝家の宝刀KNOPPIXを取り出したのだった。
ハイ、データ逃がして、メーカーロゴ画面でF11押して、「Cドライブのみ再インストール」を選択実行、と。


………ほおら一瞬で元通り!!(2時間経過)*2


だが、事態はそこからさらなる展開をしたのだ。
「さぁて、しょうがないな」と、
一ヶ月ぶりの再インストールに気が緩んだのであろうか、
umetenは、「ついうっかりwindows update」を実行してしまった。


 や っ ぱ り 壊 れ ま し た 。(MSを信頼するのはやめましょう。)


例のブラックスクリーンメッセージ、

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした。
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM

が登場したのである。


だが、うろたえないっ!窓紳士は(以下ry
(中略)
………ほおら一瞬で元通り!!(1時間経過)…………


ナニコレ……

Symantec Ghost ERROR 19235

ヤッベ!カコイイ!このエラーヤッベ!!


どうしよう……よりにもよって「再インストールの前段階」の「あらゆるコマンドを受け付けない」、Symantec Ghostでエラー発生ですかそうですか。
なんかサポートセンターに連絡しろとか言ってますが(当然のように英語で)、サポート期限なんか切れてるっちゅーに。
あれ、?でもさっきはうまく再インスコできたのはなぜ?


なんていうか、windows updateってそんなにヤバイの?


いやいや、たしかこのバカ熱くなるAthronマシン用に、クーラーボックス用の冷凍ゲルを凍らせて下にひいた状態で再インスコ作業をしていたような…
!、そうか、!これがアノ「熱暴走」ってやつなのか!!


よぉし、じゃあ今度は完全冷凍ゲルをサンドイッチ状態で再挑戦!!


………ほおら一瞬で元通り!!(2時間経過)*3


umetenは、また一歩シスアドに近づいた!!

〜今日の教訓〜
Symantec Ghostが、エラーを吐き出して再インストールができなかったときには、あわてずさわがすあきらめず、
ガンガンに凍らせた冷凍ゲルを用意してパソコンを挟み込み、パソコンがキンキンに冷えた状態で再インストール作業を行うこと。
そうすると何事もなかったように作業が完了するので、それがまたちょっとムカつきますが、ここで修理センターに送ってしまうと、
修理費用:4〜5万円(HDD交換費用として)
修理期間用の代替マシン購入費用:4〜5万円(中古品価格として)
HDD内の恥ずかしいデータが見られるリスク:Priceless
HDD内の恥ずかしいデータが失われるリスク:Priceless
などのさまざまな要因により、お金とプライドが失われることになるので注意が必要です。


KNOPPIX日本語版のホームページはこちら
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/index.html

*1:CHKDSK=チェックディスク:「スタート」→「ファイル名を指定して実行」に「CHKDSK」と打ち込んで決定。

*2:一瞬じゃねぇ>壊れてるから

*3:一瞬じゃねぇ>やっぱ壊れてるから