チャーチルメソッドの不可能性について

pal-9999の日記 - はてなアイドルの事

1、チャーチルたんみたいになれればモテるとはてな女性ダイアラーが思う
2、はてな女性ダイアラーがみんなチャーチルたんの真似をする
3、はてな女性ダイアラーのチャーチルたん化が進む
4、はてな女性ダイアラーが日本珍獣コレクションに


まず、第一の問題点は、現在のはてなのシステム上、「チャーチルたんみたいに」というモデルとなるべき「彼女の言動」の具体例=実体をつかむことが非常に困難だということ。
単純に彼女のブログの過去ログを発掘し、分析し、粉砕し、破砕し、爆砕し、塵芥と化したところでその実態をつかむことは出来ない。*1ロールモデルとなるべき肝心の部分は、他のブログのコメント欄、あるいははてブのコメント欄にまで分散して存在している。


また、第二の問題点は、「なれれば」という点について、どのレベルにまで達すればそれが達成できたかを確認するための客観的な指標=基準が存在しないということ。


そして、第三の問題点は、その指標=基準の非存在が生み出すであろう混沌である。そこで誕生するのは、常に「チャーチルではない誰か」でしかありえない。


さらに、第四の問題点は、いくらこのパソコン通信的閉鎖空間におけるニュータイプ的感応直感オーラ力*2の強い、はてなダイアラーといえども、それらを確実に発見することは不可能であろうということ。つまり、いつまで待っていても誰にも見つけてもらえないまま消えていくアイドル予備軍というものが、今この瞬間にも、もうすでに存在しているのかもしれないのである。


で、最後に第五の問題点を付け加えるなら、「珍獣」を「自称する」のはかまわないが、また、「すでにその「キャラ」を自覚的に活用している相手に使う」こともやぶさかではないが、それでも、「不特定多数に対して他称として使用する」のは、やや配慮に欠ける言葉づかいなのではないかということ。






チャーチルは、常に鉄のカーテンの向こう側にいるのである。
世界がはてなとそれ以外に分かたれている限り、恐らく誰もそれを超えることは出来ないであろう。

*1:ちょっと表現が行き過ぎているが気のせいか

*2:読み:おーらちから。読めなかった人は赤点です。