「食育」の「教育的指導」うさん臭さは、単なる政治的詐術に過ぎない

今日行く審議会@はてな - 食育について

「食育」の最もおかしな点は「食を学ぶ」「食を通して学ぶ」という視点が欠落していること。「食事は大切」「農家の人たちに感謝」という価値観だけを強調したり呼びかけ一辺倒の活動、結局何を学ぶのか分からないもののオンパレード。


それはね、ハッキリ言って孔明の罠に引っかかってます。
その本質をひとことでいうと、医療費抑制のための遠まわしな深謀遠慮。
老害好みの「百年の大計」ってやつなの。
「ボクらは先に死ぬけど、今の自分の身を保守するために、ちょっとだけキミらのために「考えてるフリ」をするよ。」というだけの話なのです。
ついでに、自らの大票田たるところの「農村既得権益*1も守れるしね!
さらに、「日本の伝統」への「自然な愛国心」まで一緒にふりまけちゃう!!!
うわぉ!!一粒で二度三度死ねばいいのに!!!!という、そういう政策方針。
それが、「食育」なのです。


わかりやすく言うと、*2


かつての高度経済成長期以降の経済環境の変化に伴う食生活の変化が「成人病」を生み、今ではそれは政治的意図によって再マーケティングし直され「生活習慣病」と言い変えられた、それらの結果、アーンド、無為無策によってたかって成し遂げられた超少子高齢化社会のふたつによる、夢のようなコラボレーションが自作自演で引き起こす、不景気時代の税収低下時代の中の保険医療費歳出の増加を、それとなくなんとなくクリスタルなやり方で解決できたらイイナ!


そういう政策方針が、「食育」なのです。


テメーら世代が、さんざっぱら輸入食品やらファストフードやらを、グローバルスタンダードとか抜かして、経済効率一辺倒の最大加速で優先事項でもって、レッツ積極推進してきたことなんか、秘書の記憶にもございませんってか?


すばらしい、なんてすばらしいお国なんだ日本は!!!


すばらしい、なんてすばらしい「お上」に恵まれたんだ日本は!!!

*1:(c)散人センセイ

*2:わかりにくく言うと、の間違いです