さらに少子化する日本

50年後は人口8000万人台に 出生率大幅に下方修正 | エキサイトニュース


厚生労働省は20日、日本の総人口が2055年には8000万人台まで減少すると予測した今後50年間の「日本の将来推計人口」を公表した。前提となる50年後の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供数の推定値)は、05年実績と同じ1・26と設定。前回推計(02年1月)では1・39まで回復するとしていたが、大幅に下方修正した。


ちなみに今後は、70年代後半から80年代前半生まれの就職氷河期世代が不安定雇用に固定化され、そのために結婚者数そのものが激減し、その上、低成長率を理由に企業利益が労働者に分配されることは絶対に無いため、労働環境と生活環境が悪化することはあっても改善することなど無く、さらに、ホワイトカラーエグゼプションによる労働時間の際限無い延長により一般労働者から生活は喪失し、また、経費削減と利益追及のためだけに何の社会的保証体制も無く受け入れられる外国人労働者によって不安定要因が増加する、などの理由によって、より急速に、否、加速度的に合計特殊出生率が押し下げられることは、もう鉄板確定事項なので、1・0を割り込む計算をしたほうがいいと思うのだが、計算の仕方がわからないので、よりシビアな2055年の日本の人口というのがどの程度になるかはわからない。


と、こんなページを発見。
少子化情報ホームページ


そして、そん中に(行き方がわからないので直リン)こんなものが。
小地域簡易将来人口推計システム


ためしに、今後50年間の予測合計特殊出生率を「1.0」で固定してみたところ、どうやら、半減するくらいの理解でいいらしい。
つまり、現在、1億2000万人の日本の総人口が、6000万になるという計算だ。


まあ、適当な数値なのでより正確な数値を出すなら、ニュースにいう8000万人というのも妥当な数値なのかも。


あと、考えられる要因としては、医療制度の崩壊と社会維持コストのバランスでもって医療体制が若年者有利に変化するだろう事を考えると、高齢者死亡率が上がっていくはずなので、まあ今後50年で人口は半減すると考えたほうがいいかなとは思う。
毎年3万人超の自殺者についても、仮に今後減るとしても、人口比に対しての割合は多くなりそうだしな。


<ほか参考>
有史以来の日本の人口の変化
図録▽人口の超長期推移(縄文時代から2100年まで)
歴史と観光:0465.net