未完の作品をネタに盛り上がるということ

が、最近わからなくなりつつある。*1
どうせなら、完結してからのほうが、いろいろじっくり楽しめるじゃない、とかなんとか。


自分に「余裕」がないせいなんだろうな。


その無前提、無条件の「余裕」というのが、オタク批判≒非難的な文脈での「現実」につけこまれる隙でもあるのだろうけど。
でも、その「余裕」をそのままスライドさせて、現実にする、現実にできてしまう、気がついたらそうなっている、という人こそが(当然)多数派なのだから、それこそ「現実」的批判≒非難というのは、つくづく甲斐のないことをしているなと思える。
あるいはシロクマさんのような善意の発言が、なぜ悪意に見られるかという問題は、たぶん自分の姿については甘さを感じるほどに留保をつけるくせに、敵の姿についてはやたらハッキリと具体的で明確で辛らつになっているから、だろうか。



<飛躍した結論>
エヴァ的だの、コードギアス的だのいう人は、RED GARDENを見てください。*2
たぶん答えはそこにある。

*1:たとえばこんなの→http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070616/coilchat

*2:オサレOP動画も含めてこれはいいものだ