2005-09-13から1日間の記事一覧

消費社会の神話と構造

ISBN:4314007001 読書再開。 かなり前に途中で止まっていたのだが、もはや絶天狼抜刀牙を喰らわば…じゃなかった、絶望を食らわば皿までと、ここぞとばかりに読み込むことに決定。 だが、この本が1970年に書かれたことを思うと、その効果がこの世界にそよとも…

この社会の歪みについて

『この社会の歪みについて―自閉する青年、疲弊する大人』: このあまりにもシャレにならない状況下で、読・了。 契約・派遣・フリーターという下層身分を強いられる若年層が、一体なぜ、その構造的抑圧を作り出した当の自民党を支持するなどという狂った選択…

「エリート」という異界の存在〜「愚民」論を超えて〜

どうしても陥りがちなこの罠をいかにすれば回避できるのかと考えた。 「この国が持たんときが来ているのだ!なぜ分からん!!」というのは簡単だが、ぼこすか隕石を降らしたところで、肝心の敵はいつも逃げ切り、内紛で自滅するまで生き延びる。 そして、そ…